芝刈り機の選び方

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芝生がる庭はとても綺麗ですよね。

その綺麗な芝生を維持するには欠かせないのが「芝刈り機」。

今回はその芝刈り機の選び方について何を基準に決めればよいのかを分かりやすくまとめましたので芝刈り機の購入を考えている方の参考になれば幸いです。

芝刈り機の選び方

使う芝生の広さで選ぶ

芝刈り機の選び方で一番決め手になるのは使う広さではないでしょうか。

狭い範囲で大きく高価な芝刈り機ですとかえって使いにくいと思います。

ここでは各々の広さによっておすすめのタイプをご紹介したいと思います。

~3坪

狭い範囲の芝生でしたらバリカン式がおすすめです。

比較的安価でコンパクトですので狭い範囲の取り回しもよいです。

バリカン式には「ハンディタイプ」と「スティックタイプ」があり、「ハンディタイプ」が万能でおすすめです。

また、電源が「コード式」と「充電式」があり使用する近くにコンセントがあるのでしたらコード式がパワーがありおすすめです。

コンセントが無い場合は充電式で機動性を優先しましょう。

但し、充電式の場合は購入前に充電時間と連続使用可能時間の確認は必須ですね。

3~10坪

一般的な家庭の庭の広さですと圧倒的に手動式がおすすめです。

手動式なので作業に若干の力が必要ですが電動式に対し芝刈り機本体が軽量ですから3~10坪程度でしたら問題ないのではないでしょうか。

また、手動式は比較的リーズナブルで購入でき、1万円以下でも購入できるモデルも多くあります。

音も電動式に比べ静かなため、住宅街に住んでいる方は近隣への騒音も最小限に抑えられる早朝から作業を行う場合にも適しています。

10~30坪

10坪以上になりますと手動式では少し辛くなってくるため、電動式を検討してみるのも良いのではないでしょうか。

電動式のメリットとしてはやはり「効率の良さ」であり電源がコード式と充電式がありますのでお使いの使用環境に応じて選ぶのがよいです。

30坪~

30坪以上になりますと騒音の配慮が不要でしたら効率と機動性の両立した「エンジン式」をおすすめします。

電動式と違って電源やバッテリー切れを気にする必要がなく(もちろん燃料切れの確認は必要)パワーもあるエンジン式が作業効率ではダントツ良いです。

但し、あくまで騒音の配慮が不要の場合に限りますので、騒音が気になる場合には「電動式」になるかと思います。

芝生の坪数 バリカン式 手動式 電動式 エンジン式
~3坪    
3坪~10坪    
10~30坪      
30坪~    

芝刈り機の刃の種類で選ぶ

芝刈り機は様々な芝を切る刃のタイプがあります。

それぞれ特徴があり、適した芝の高さや芝を刈った際の見栄えなどもかわりますので参考にしてみて下さい。

バリカン式

バリカン式は、重ねた2枚のカッターを滑らせながら動かして芝生を刈る方式。狭いスペースにも入り込めるうえ、細かな箇所まで刈り取れるため、芝の生え際までキレイに手入れしたい場合におすすめです。

どちらかといえばメイン用の芝刈り機ではなく、補助的な役割を果たすアイテムです。リール式と同じく、芝の切断面が美しいのもポイント。隅々まで芝生をキレイに仕上げたい方はチェックしてみてください。

リール式

リール式は、円筒状のカッターを地面に転がすように回転させ、芝を固定刃との間に挟んで刈り取る方式です。挟み込んで刈るので切断面が美しく、きれいな仕上がりになります。芝生を傷めにくいのも魅力です。

ただし、長い芝を刈るには不向きなのでこまめに芝生を刈る必要があります。手入れの頻度が多少増えても、芝生を美しく仕上げたい方におすすめです。

ロータリー式

ロータリー式は、円盤状のカッターを地面と水平に回転させ、芝を刈り取る方式です。リール式に比べ、長い芝や雑草混じりの芝生も刈り取れるのがメリット。カッターが小石などに当たって多少欠けても使用でき、カッターの交換も低コストかつ容易に行えるのが魅力です。

デメリットは、カッターの回転による衝撃切断で芝を刈るため、葉脈が残り数日後に芝の先端が枯れる場合がある点。リール式より仕上がりの美しさは劣りますが、芝刈りの頻度は少なく済みます。

刃の種類 長所 短所
バリカン式 ・コンパクトで取り回しがよい
・比較的安価
・音が静か
・広い芝生は不効率
・刃がむき出しなので危険
・刈り込みにムラができやすい
リール式 ・音が静か
・芝生の仕上がりがきれい
・芝のダメージが少ない
・低い芝を刈るのに向いている
・値段が高め
・刃の手入れが面倒
・長い芝を刈るのに向いていない
ロータリー式 ・比較的安価で購入できる
・刈り取り面積及びスピードが速い
・長い芝を刈るのに向いている
・芝生のダメージが大きい
・音がうるさい
・仕上がりにムラができやすい

芝を刈れる幅と高さで決める

芝刈り機の刈り取れる高さもしっかりとチェックしておきましょう。ゴルフ場やスポーツ施設にある芝生の場合だと、10~20mm程度が目安。また、家庭の庭など、一般的な場所での芝生であれば30~40mm程度、長めのフカフカな状態にするのであれば、50~60mm程度の高さに刈り取れるモノがおすすめです。

さらに、高さの調節ができるタイプであれば、状況に応じて便利に使用できるのであわせてチェックしてみてください。

おすすめ芝刈り機

バリカン式

RYOBI(リョービ) バリカン AB-1620

990gと軽くソフトグリップで持ちやすい芝生バリカンです。

長時間作業しても疲れにくいため、力の弱い方や高齢者でもらくに使えます。

キワ刈りガイドを搭載しているため、ウッドデッキや壁面ギリギリまで刈り込むことが可能です。

刈り込んだ芝はグラスレシーバに収集されるため、掃除の手間もかかりません。

10mの延長コードやコードストラップなど、付属品が充実しているのもうれしいポイントです。

マキタ(makita) 芝生バリカン 160mm MUM1601

壁際まできれいに整えられた、美しい庭にしたい人におすすめのアイテムです。

キワ刈りガイドが電動式ではカットしにくい壁際の芝も、しっかりととらえて整えてくれます。

芝の刈り込みの高さは10、15、20、25mmの4段階で刈高調整がしやすいのもポイントです。

芝の種類や手入れの頻度、芝刈り機に合わせてちょうどいい高さに刈り込むことができます。

リョービ(RYOBI) 充電式バリカン BB-1600

電源を確保できない場所でも作業が行える充電式。

錆びにくく切れ味長持ちのニッケルコーティングブレード採用。

リチウムイオン電池搭載10.8V。電池寿命を保つ、保護回路を搭載。グラスレシーバ付。両刃駆動。

手動式

キンボシ(Kinboshi) ゴールデンスターナイスバーディーモアー GSB-2000N

キンボシの手動式芝刈り機の切れ味は素晴らしい事で有名ですね。

切れ味がよいため芝刈り時の腰への負担も少なく力が弱い女性の方でも簡単に使えます。

今まで面倒だった刃の調節が一切不要で芝刈り高さもワンタッチで4段調節ができます。

リョービ(RYOBI) 手動式芝刈機 HLM-3000

電動式

リョービ(RYOBI) 電子芝刈機 リール式 LM-2310

電子の力で回転数を制御「電子芝刈機」で固定刃は、切れ味抜群の2面研磨刃。

簡易刃研ぎ機能(ラッピング)付なので切れ味が悪くなったら切れ味復活させることができますので長く使えるでしょう。

刈込み高さ調節19段階と細かく調整でき、電動式ですが低騒音設計のため住宅街でも使えそうですね。

また、ハンドル高さの調整もできますので疲れない態勢で作業ができるのも良い所です。

刈った芝生は大型グラスキャッチャに入る構造となっていますので芝を刈ったあと芝を集める作業も不要なので気軽に作業ができるのではないでしょうか。

マキタ(MAKITA) 芝刈機 MLM1610

小回りしやすく、敷石や庭木の周りの芝生もスムーズに刈れる縦型タイプの芝刈り機です。作業性のよい集草ボックスが付属しており、ワンタッチで芝が捨てられるのもポイント。手で芝生を抑えこめば最大約60%まで圧縮できるので、芝捨ての回数を低減できます。

スムーズな取り回しとハンドルの操作性で、軽々使えるのも魅力。使わないときは半分に折りたたんでコンパクトに収納できる製品です。

エンジン式

マキタ(MAKITA) 充電式芝刈り機 MLM460DZ

■高耐久&高出力仕様
ブラシレスモータ搭載でパワフル。

■高剛性スチールデッキ採用で高耐久
飛石等によるデッキの破損を防止。

■2モード切替
標準モード(ソフトノーロード) 軽負荷時は自動で回転数を下げて、運転音やバッテリの消費を抑えます。
静音モード
刃物の回転数を下げた状態で維持し、音が気になる場面でも気兼ねなく作業できます。

■マルチング可能
刈った芝を細かく砕き、肥料として芝生に撒きます。
マルチングの際はマルチングアタッチメントを使用します。(標準付属品)

ホンダ(Honda) エンジン芝刈り機 HRG416 C1

コンパクトボディーでシンプル操作。隅々まで美しく仕上げる。

●刈幅:41 cm
●走行速度:約 3.3 km/h
●グラスバッグ:42 L
●燃料タンク容量:約 0.9 L

[機能・対応作業一覧]
芝刈作業:グラスバッグ収納、後方放出
仕上がり:刈り高さ6段調節
使い勝手:オートチョーク
タフネス:スチールデッキ

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