昨今のコロナ渦で不要不急の外出を控え自宅でテレビゲームをする方が増えているそうです。
そのテレビゲームでカーレースといえば一般的にはゲーム機のコントローラーで操作をするのが一般的なのですが、「ハンコン」というものが存在します。
これを使うと劇的にリアル感が増し更にゲームが面白くなるのです。
今回はその「ハンコン」についてご紹介したいと思います。
ハンコンとは?
「ハンコン」とは、ハンドルコントローラーの略で別名ステアリングコントローラーとも呼ばれています。
「ハンコン」は、ハンドルの形をしたゲームのコントローラーで、PS4、XBOX、Switch、PCなどのレーシングゲーム用のコントローラーになり、実際に運転しているような臨場感をが味わえます。
荒れた路面の上を走るとハンドルが実際の運転しているかのように振動し、ペダルを踏んで操作する感覚は実際の運転に非常に近くリアルな操作ができます。
また、振動などでハンドルからのインフォメーションも加わり直感的な操作ができるのでタイムも短縮にも繋がります。
一昔前ですと実車のプロのレーサーがシミュレーターで使っているレベルで価格も一般の方が簡単に買える金額でありませんでしたが。
しかし、最近は技術の進歩もあるのと簡易機能のモデルも増え一般の方でも十分帰る値段まで下がってきており1万円前後のモデルでも十分楽しめるようになっております。
ハンコンを使うメリット
実車に近い臨場感を味わえる
「ハンコン」にする一番のメリットはやはり実車に近い臨場感を得られることではないでしょうか。
実際の車の運転はもちろんハンドルとアクセル・ブレーキで操作しますので実車と同じ動きで操作をするのが一番リアリティがありますよね。
一度使ったらもう戻れないくらい楽しくなること間違いなしだと思います。
細かく素早い操作が可能
通常のコントローラーですと「ハンコン」よりも切り返しスピードが遅くなる傾向があり、これがゲームではなかなか厄介なんです。
一応ゲーム内で感度は設定できるのですが、強めてもハンコンほどの素早い切り返しはできません。
一秒やコンマ何秒を争っているカーレースゲームでは大きな差になります。
ハンコンのデメリット
いままでハンコンのメリットを色々ご紹介してきましたが、デメリットもあるんです。
いくつかご紹介したいと思います。
操作音が大きい
上位モデルになると FFB(フォースフィードバック)という機能が付いているものが多くこれはモーターを内蔵しているので、モーター音が大きいのもデメリットになります。
FFBにはギア方式とベルト方式の2つの駆動方式があり、ギア方式は安価で購入することができるのが魅力ですが操作音が大きいため夜遅くのプレイには注意が必要です。
振動が大きい
リアルさを求めたモデルは荒れた路面などで振動が入ったりFFB(フォースフィードバック)機能 という更にリアルさを求めたモデルは意外とその振動が大きく集合住宅では少し気になるほど大きな振動がするものもありますので購入前にそのモデルのレビューなどを参考にするとよいと思います。
置き場に困る
通所の手で操作するコントローラーと違ってハンドル、アクセル、ブレーキ、クラッチなどがありますから結構かさばります。
また、ハンドルは机などに固定するのですがある程度の広さがないと固定出来ないので購入の際にはハンドルの設置場所が確保できるか確認しましょう。
また、ハンドルの設置する場所によっては高さが合わず専用の台を購入する必要がありますのでここも事前にチェックが必要かと思います。
ハンコンの選び方
対応する機器をチェック
ハンコンを購入する際は、対応機器は必ず確認しましょう。
これが間違っているときちんと起動せず非常に悲しい思いをします。。。
ハンコンはPS3・PS4・SWITCH・XBOX・PCなどさまざまな機器のゲームに対応したものが販売されています。
対応していないゲーム機とは接続できないので、必ずご自分のゲーム機に対応したハンコンを選びましょう。
複数のゲーム機に対応したハンコンも多いですが、高級なハンコンが対応機器が多いわけではありません。古いモデルだと対応機器が少ないこともあるので注意が必要です。
PCに接続する場合は、OSに対応しているかの確認の必要もありますのでご注意下さい。
また、ゲーム機やPCなどの接続機器に対応していても、実際に利用したいゲームソフトに対応していない場合もあります。
対応機器の確認と同時に、対応するゲームソフトも確認してから購入しましょう。
接続方法をチェック
ほとんどのハンコンの接続方法はUSBが採用されており、パソコンや家庭用ゲーム機など、幅広く対応できるのがメリットです。
ハンコンとゲーム機器をUSBケーブルで接続するので、設置する場所は限定されますが、電波干渉を受けにくく安定した接続ができるのが魅力です。
それに対して、一部のハンコンではワイヤレス接続タイプのものもあり、ケーブルを必要としないので、電波が届く範囲であれば設置するスペースを自由に選択可能で収納する際にケーブルを抜かなくてもよいので、手間が省ける点でも便利です。
ワイヤレスタイプはUSBタイプに比べ割高ですのでご自分の使用環境を考えてた時にどうしてもという必要性が無い限りまだまだモデルの選択肢が多いUSBタイプでよいのではないでしょうか。
FFB機能有無をチェック
高額な「ハンコン」になるとFFB(フォースフィードバック)機能が付いているものが多いです。
これはハンドルから運転時の振動を再現した機能で本物の自動車のようなハンドルの反動や重さが感じられます。
カーブを曲がった時の反動や路面の凹凸による振動なども感じられるので、よりリアルな感覚でゲームを行いたい方におすすめです。
ゲーム画面からの情報だけでなく、振動で路面の状態を感じ取ることができるメリットもあります。路面の状態が分かることで、タイムも上がりやすいといわれています。また、FFB機能を搭載したハンコンは、回転させたハンドルが元の位置に戻ってきます。
高機能なFFB機能搭載のハンコンは、FFBなしと比べると価格が高いです。モーターを内蔵しているので、モーター音が大きいのもデメリットになります。実際の運転に近い感覚でプレイしたい方やタイムを上げたい方にもおすすめです。
尚、この FFB(フォースフィードバック)機能 高価で3万円未満の「ハンコン」ではまず付いていないですので、価格とのバランスになると思います。
シフトの有無をチェック
シフトには、マニュアルの車のようにシフトノブが付いているものとハンドルの後ろにパドルがついているタイムがあります。
現在販売されているハンコンのほとんどは後者のパドルシフトがついておりそのパドルでシフトアップ・ダウンを行います。
それに対しマニュアル車のようなシフトノブタイプのものもあり、ご自分の好みで選ぶで良いと思います。
クラッチの有無をチェック
シフトノブと関連してクラッチの有無モデルがあります。
クラッチ操作を行いたい場合はクラッチ有りのモデルを購入するようにしましょう。
おすすめハンコン
1万円前後モデル
Hori Racing Wheel Apex(USB接続モデル)
ホリ Racing Wheel Apexは、まず1万円台の価格ということろが非常い魅力です。
ホリはPSのオフィシャルライセンス商品も多数製造しているメーカーなので安心感があります。
Racing Wheel Apexはオフィシャルではないものの「グランツーリスモSPORT」で動作確認済みです。また、ステアリングの入力値やデッドゾーンを自分で調整できるのも珍しい機能。
FFB機能はありませんが、安くて使いやすいハンコンが欲しい方におすすめです。
はじめてのハンコンにベストなモデルだと思います。
3万円前後モデル
Logicool Gステアリングコントローラー G29
Logicool G ステアリングコントローラー G29は、3万円台でデュアルモーターFFB機能を搭載したコスパ最高のハンコンです。
この価格でペダルも金属で剛性も高くハンコン中級車向けにピッタリのモデルです。
もし予算に余裕があるのでしたら最初からこれをおすすめしたいモデルです。
また、オプションでシフトノブも付けることもでき非常に広い用途で使えます。
Thrustmaster ジョイスティック Ferrari F1 Wheel Add-On
フェラーリのイメージを忠実に再現したレプリカデザインでリアルな操作感を実現するステアリングホイール。
テクスチャード加工を施したラバーグリップやプロ級品質のロータリーノブやアクションボタンを搭載
F1専用になるかと思いますが見た目も良いですよね。
但し、これはハンドル単体ですので別途ステアリングコントローラが必要になりますのでご注意を。
ハンコン関連商品
ここでは「ハンコン」関連商品を少しご紹介したいと思います。
「ハンコン」だでも十分楽しめるのですが更にリアルさや快適性を考え少しずつ増やしていくとよいと思います。
レーシングホイールスタンド
「ハンコン」をきちんと固定し適切な位置に調整するのでしたらやはりホイールスタンドをおすすめします。
まずはお手持ちの机にセットするでもよいですが本格的にやるのでしたらやはり必要だと思います。
ハンドル使用中に動いてしまってはストレスの元ですし、繊細なステアリングができません。
ゲーミングチェア
せっかく「ハンコン」を準備できたらベストな態勢でゲームを行いたいですよね。
レースカーを彷彿させるようなデザインでかっこよいと思います!
ゲーミングモニター
通常パソコンモニターを使ってももちろんできますが、パソコン用とゲーム用ではモニターのスペックが違います。
ゲームではいかに細かい素早い動きに遅れなく追従してくることに特化したスペックとなており、余力があれば是非ゲーミングモニターを準備されることをおすすめします。
ゲーミングヘッドホン
ゲームの臨場感は耳から入ってくるのも大きいので是非ゲーム用のヘッドホンをつけて更に臨場感アップと細かいタイヤスキール音なども聞きながらギリギリ責めてみたいですね。
グローブ
ゲーム中素早いハンドルさばきを行っていると時々滑ることがあります。
せっかくのレースでハンドル滑りでクラッシュなんてもったいないですよね。
また、長時間のプレイだと手が痛くなることもあります。
そんな悩みを解消してくれるのがグローブです。
これは実際のカーレース同様でガチで責めるなら欲しいアイテムですね。
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