クレジットカードの国際ブランド
JCB

JCB(Japan Credit Bureau ジャパンクレジットビューロー)は日本で唯一のの国際ブランドです。
国際ブランド5つの中に日本企業が入っているんです。
日本国内でしたら国際ブランド5つの中で一番強いのはいうまでもなく
まず使えないお店はないでしょう。(まれに外資系スーパーなどで使えないところもありますが)
ですので、日本に住んでいるのでしたら1枚は持っていて損はないカードだと思います
また、ディズニーのスポンサーでも有名なありディズニー関連の特典やキャンペーンも多いのも特徴の一つです
JCB最上級カードの『JCB THE CLASS』を保有する事が出来ればセレブなディズニーライフが送れること間違いありません。
VISA

世界シェアNo.1のクレジットカードブランドです。
会社発足当時は「BANK AMERICARD(バンカメリカード)」という名称でしたが、1976年に「VISA」と名称が変更されました。
VISAはクレジット決済機構であり自社でクレジットカードを発行していませんのでもちろんプロパーカードは存在しません。
日本で有名なのは三井住友VISAカードがありますがこれはクレジット決済機構がVISAでカード発行会社は三井住友になります。
世界シェアNo.1ですのでもちろん世界中の加盟店数もNo.1になります。
海外によく行かれる方はVISAを選ばれるのが無難ですね。
MasterCard

アメリカ発のクレジットカードブランドで「プライスレス」のCMでおなじみのクレジットカード会社です。
会社発足当時は「MasterCharge(マスターチャージ)」という名称でしたが1970年代に、MasterChargeから、「MasterCard」と名称が変更されました。
MasterCardもVISA同様にクレジット決済機構であり自社でクレジットカードを発行していませんのでもちろんプロパーカードは存在しません。
American Express

アメリカ発のクレジットカードブランドで会社発足当時は運送業としてスタートした会社です。
一言にAMEXと言っても2つありAMEX自社が発行している”プロパーカード”とライセンス供与で発行される”加盟店解放型カード”があります。
AMEX自社が発行しているプロパーカードはステータス性も高く世界の富豪たちが保有している比率が高いです。
後者のライセンス供与で発行されるクレジットカードはあくまでライセンスのみの供与ですので審査やサービスはAMEXは関わっておらず発行会社独自のものになります。
尚、「AMEX」といえばゴールドカード・プラチナカード・ブラックカードなどステータス性が高いカードを発行している事でも有名ですね。
ブラックカードになると年会費が35万円(税別)になるそうで。。。
一般庶民には使いこなせそうにありませんね。
Diners

アメリカ発のクレジットカードブランドになります。
日本においては、三井住友信託銀行系の三井住友トラストクラブにて、「Diners Club」ブランドでクレジットカードを発行しています。
あまりなじみがないカードになり、やはり加盟店も非常に少ないです。
現在はJCB加盟店で使える事があそうようです。
Dinersカードはそれ自体が他社でいうゴールド~プラチナ相当になり一定の年齢と年収がないと保有出来ないそうです。
クレジットカード国際ブランド世界シェア
グローバルにみたクレジットカードのブランド別シェアはどのようになっているのでしょうか?
Nilson Reportが2015年に実施した調査によると、利用されたクレジットカードの国際ブランド別シェア率は、Visaが56%と高い数値となっています。
Visaに次いでMastercardが26%となっており、VisaとMasterで82%も占めている状況です。
我が日本が誇るJCBはグローバルにみると1%とちょっと寂しい結果です。

クレジットカードステータスランクと保有率
クレジットカードのステータスは
「一般カード」、「ゴールドカード」、「プラチナカード」、「ブラックカード」となっています。
ステータスが上がるにつれ年会費はアップし、保有者数も減っていくのです。
下記は日本で唯一の国際ブランド「JCB」を例にしてみました。

各カードの保有率
とある調査会社が調べた結果だと各カードの保有率は下記となっておりプラチナ/ブラックカードの保有率が1.4%となっております。
カードステータス | 保有率 |
一般カード | 87.3% |
ゴールドカード | 11.3% |
プラチナ/ブラックカード | 1.4% |
JCB最高峰には「JCB THE CLASS」というインビテーション制(招待制)のカードがありプラチナカード及びゴールドカードで実績を積むとJCB側からインビテーションが届き申し込みをすると会員になれる仕組みです。
クレジットカードのしくみ
クレジットカードのしくみを簡単に説明いたします。
クレジットを訳すと「信頼」とか「信用」になります。
その訳通りクレジットのしくみは信用から成り立っているのです!

①消費者は欲しい商品をお店からカードで購入します。
但し、この時点では実際にはお金は動いていません。
②カード会社はお店に商品代を立て替えし支払います。
この際、お店はカード会社に立て替えしてもらう為の手数料を支払います
③カード会社の請求日(口座引き落し日)にお金を支払います。
このようにカード会社はカード保有者を「信用」して立て替えを行いますので「信用」出来る人なのかをカード申し込み時に審査するのです。
また、カード会社は②で発生したお店からの手数料で儲かる仕組みになっています。
クレジットカード番号の秘密
カード番号ルール
クレジットカード1枚ごとに「固有の番号」が割り当てられています。
あたりまえですが、発行されるクレジットカードの番号は世界に1つだけの番号なんです!
クレジットカード番号は14~16の数字で構成されており、番号にルールがあるんです!
カード番号桁数
JCB / VISA / Master | 4桁、4桁、4桁、4桁(16桁) |
American Express | 4桁、6桁、5桁(15桁) |
Diners Club | 4桁、6桁、4桁(14桁) |
1~6桁
国際ブランドなどや発行会社判別で、この6桁の番号で発行カード会社がわかります。
正式にはBIN:銀行識別番号」または「IIN:発行者識別番号」と呼ばれているものです。
尚、最初の1桁目の番号で
0 | 国際ブランドではないカード |
1 | 現在存在しない? |
2 | 現在存在しない? |
3 | JCB・American Express・Diners Club |
4 | VISA |
5 | MasterCard |
6 | 交通系カード |
7 | 交通系カード |
8 | 現在存在しない? |
9 | 現在存在しない? |
7~最終2桁
個人特有の識別番号。
銀行でいう、口座番号にあたります。
最後の1桁
クレジットカード番号が正しいかどうかを確認するコード。
「チェックディジット」と言い、そのクレジットカードの番号が有効かどうかLuhnアルゴリズムで認証するとき使います。
カード番号には法則性がある
クレジットカード番号って適当な数字が並んでいるように見えますが、実は法則性があるんです。
この法則性によって、正しいカードなのか、不正なカードなのかを見分けています。
その法則とは”ルーン・アルゴリズム”と呼ばれる法則性なんです。
簡単に説明しますと。。。
①クレジットカード番号を1桁飛ばしで2倍にする
例えばクレジットカード番号が「49927398716」だった場合、最初の4はそのまま、次の9は2倍、その次の9はそのまま…と言った感じに1桁飛ばしで数字を2倍にしていきます。

②上記①を1桁ごとにして足し算を行う
例えば上記の掛け算で「18」になった数字は「1」と「8」にバラします。

③上記②の値を10で割る

10で割った結果、割り切れれば正しいカードになり、割り切れなければ不正なカード番号となります。
支払い方法
翌月一括(1回)払い
商品などを購入した翌月に一括して支払う方法です。
一般的にほとんどのクレジットカードでは手数料は掛かりません。
1万円の商品などを購入にした場合、翌月に同じ1万円だけを支払えばよいわけです。
ボーナス一括(1回)払い
商品などを購入した次のボーナスで一括して支払う方法です。
この方法でも一般的に手数料は掛かりません。
ボーナス支払い時期はカード申し込み時に事前に設定し、通常は夏は7月か8月、冬は12月か1月に設定できます。
分割払い
利用の際、商品等の金額等を考慮して、支払回数、月々の支払額を決めて支払う方法です。
支払回数を多くすれば、月々の支払いを少なくすることができます。
支払回数を少なくすれば、月々の負担は多くなりますが、支払いを早く終えることができます。
なお、利用金額や支払回数に応じた手数料がかかります。
リボルビング
買い物の回数や金額にかかわらず、毎月ほぼ一定のペースで無理なく支払う方法です。
月々の支払金額を一定額または支払わなければいけない「残高」に対する一定率に決めておき、その額を支払っていく方法です。
毎月の支払額の負担が少ないですが高額商品を購入した際には支払い回数が増える事により手数料も増えますのできちんと理解した上で使う必要があります。
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