Wi-Fiルーターとは?
Wi-Fiルーターとは、自宅に引いたインターネット回線を無線でパソコンやスマホ、テレビなどに飛ばす機器のことをいいます。
これがないと有線で繋げる必要があり配線のわずらわしさがあるのと家の中でもスマホは契約容量を使い続けないといけなくなります。特にスマホやパソコンなどをは家の中で自由に持ち運んだ状態でもインターネットを使えるため、非常に便利ですので基本必要な機器になります。
Wi-Fiルーターの選び方
使用人数や間取りをチェック
Wi-Fiルーターを選ぶ際、一人暮らし、マンション、戸建てなど、使用場所の間取りや使用人数に応じて適切なモデルを選ぶのも重要です。
製品によってはパッケージに「推奨環境」として、使用人数や間取りの目安を表記しているモデルも多くあります。
また、戸建てやマンションなど、ある程度の距離や障害物がある場合で家の中で速度差がある場合はWi-Fiルーターの場所を変えてみたり、変えられない場合は「中継機」を導入するのもおすすめです。
最近はスマホ、パソコン、テレビ、ゲームなど多くの機器がWi-Fi接続可能であり数年先にお子さんがスマホを持ち始めたりすることを考慮し多めの接続台数が可能なモデルを選ぶのも良いのではないでしょうか。
通信規格や周波数帯をチェック
Wi-Fiルーターの電波は、2.4GHz帯と5.0GHz帯の2種類の周波数帯を使っています。
2.4GHz帯は障害物に強く電波を遠くまで届ける性質を持つのが特徴で5.0GHz帯は高速通信ができる反面、障害物には弱く離れた部屋まで電波が届きにくい性質があります。
Wi-Fiの規格は、「11ax(Wi-Fi 6))」や「11ac(Wi-Fi 5)」、「11n(Wi-Fi 4)」と記載されており、機器に合わせて2.4GHz帯と5GHz帯を使い分けられます。
規格上一番通信速度が速いのが「11ax(Wi-Fi 6)」対応のWi-Fiルーターと機器の組み合わせで使うことで最大9.6Gbpsの高速通信が可能です。
それぞれの通信規格の周波数帯、最大通信速度は以下の通りです。
通信規格 | 周波数帯 | 最大通信速度 |
11ax(Wi-Fi 6) |
2.4GHz 5.0GHz |
9.6Gbps |
11ac(Wi-Fi 5) | 5.0GHz | 6.9Gbps |
11n(Wi-Fi 4) |
2.4GHz 5.0GHz |
600Mbps |
もし悩んむのでしたら11ac(Wi-Fi 5)が比較的安価でスピードも日常使用では十分でコスパ最高ですのでおすすめします。
実際、私も11ac(Wi-Fi 5)を使っておりまったく不満がありません。
付加機能にも注目
Wi-Fiルーターを選ぶ際は使用人数・間取りや通信規格・周波数帯で基本は選びあとはどんな付加機能が欲しいかでご購入されるのが良いと思います。
どんな付加機能があるかといますと
・セキュリティー対応
→セキュリティ機能付きWi-Fiルーターを導入すれば、そのWi-Fi環境下で接続している機器
すべて対してセキュリティ環境を構築できます。
・中継機能接続
→間取りにもよりますが、家の中で通信速度が遅い場所が出来る場合があります。
その際、中継器が設定できるモデルの場合、別売りにはなりますがその中継器と接続できる
機能が付加されているモデルもあります。
・干渉電波自動回避機能
→自動で混雑の少ないチャンネルに切り替えて良好な通信ができるのがポイント。
安定した、快適な通信を重視したい方は要チェックの機能です。
人気のWi-Fiルーターメーカー
Buffalo(バッファロー)

愛知県に本社を置く、パソコン周辺機器メーカー「バッファロー」。
扱いやすい「AirStation」シリーズをはじめ、低価格なモデルからハイエンドモデルまで、さまざまなWi-Fiルーターを多く発売しているメーカーです。
また、バッファローのルーターは、暗号化キーの入力をせずにワンタッチで接続できる「AOSS」を備えているのも特徴。
スピーディにWi-Fiの使用を開始できる、扱いやすさも特徴のひとつです。
NEC(エヌイーシー)

東京に本社を置く、住友グループの電機メーカー「NEC」。
ノートパソコン「LAVIE」シリーズが有名で、ほかにも周辺機器などを多く手がけています。
Wi-Fiルーターは「Aterm」シリーズを展開しており、手ごろな値段で高機能なモデルが多いのも魅力です。
そして、Atermシリーズは自動接続機能「WPS」を備えているのもポイント。
干渉波自動回避機能やWi-Fi引越し機能を備えたモデルもあり、初心者の方でも扱いやすいため、エントリーモデルとしてWi-Fiルーターを探している場面にもおすすめのブランドです。
TP-Link(ティーピーリンク)

中国に拠点をおくネットワーク機器の製造・販売をしている企業です。
本社を中国に置き、子会社や支社を世界の42ヶ国に展開。1996年に設立されたものの、現在までに8億台の出荷数、170以上の国の数千万人に提供しています。
特に無線LAN関連製品は個人だけでなく、法人や店舗にも注目されています。
2015年に日本法人(TP-Linkジャパン)が設立され日本での販売・アフターサービスを行っています。
安価で性能もそこそもよく昨今徐々に人気が出てきておりコスパでは圧勝のようです。
おすすめWi-Fiルーター
バッファローWSR-2533DHPL2
コンパクトサイズながら4本アンテナがいろいろな向きや角度の端末を広くカバーし、座っていても寝室でゴロゴロしながらでも電波が途切れにくく、スマホ・タブレットを快適に利用できます。
コンパクトボディなので設置場所自由自在です。日本の主要なIPv6サービスに対応しました。
また、従来の無線LAN機器では距離や障害物によって電波がロスしていたため、本来のスループットが出ていませんでしたが、本商品では子機側の位置や距離を判別し、電波を適切に届けることで、転送速度・安定性を向上させる「ビームフォーミング」に対応しています。
ビームフォーミング機能が、あなたのスマホを狙って高速Wi-Fiが届く為スマートフォンユーザーにはおすすめです。
バッファローWSR-2533DHPL | |
対応人数 | 6人 |
間取り | 戸建 :~3階建て マンション:~4LDK |
Wi-Fi接続台数 | 18台 |
通信規格 | IEEE 802.11b/g/a/n/ac |
周波数帯 | 5.0GHz、2.4GHz |
転送速度 | 5.0GHz:1733 Mbps 2.4GHz:800 Mbps |
アンテナタイプ | 内蔵タイプ |
サイズ | 160×160×36.5mm |
重さ | 約360g(本体のみ) |
NEC「Aterm」PA-WG2600HP4
混雑していない周波数帯へ自動で振り分ける「バンドステアリング」と、電波状況のよいチャネルに自動で切り替える「オートチャネルセレクト」に対応しており、混雑のない通信プロトコルIPv6に対応し、インターネット接続が安定する。
また、WG2600HP4は、親機としての使用はもちろん、メッシュ中継機としての使用も可能で親機と中継機が互いにつながりあって1つの大きなネットワークを形成。
これまで親機だけでは電波が届きにくかった場所や、壁などがあって電波が弱まっていた場所までWi-Fiエリアを拡大でき、家中を安定した電波でカバーすることが可能です。
最大9台のメッシュ中継機、および最大18台の端末を接続できます。
NEC Aterm PA-WG2600HP4 | |
対応人数 | 6人 |
間取り | 戸建 :~3階建て マンション:~4LDK |
Wi-Fi接続台数 | 18台 |
通信規格 | 11ac/n/a |
周波数帯 | 5.0GHz、2.4GHz |
転送速度 | 5.0GHz:1733 Mbps 2.4GHz:800 Mbps |
アンテナタイプ | 内蔵タイプ |
サイズ | 129.5×170.0×38.0mm |
重さ | 約500g |
TP-Link「Archer AX20」
製品開封後、専用アプリ「Tether」ですぐにオンラインに接続することがで、アプリを使用すればネットワークに接続している端末を監視することもできます。
不認可のアクセスを簡単にブロックすることができ、Wi-Fi 信号を無断で使用される心配がなくなるでしょう。
また機器やユーザーによって、一日にネットワークに接続できる時間を制限することも可能なので、お子様がいる家庭でも安心です。
さらに、4本のアンテナと「ビームフォーミング」対応でWi-Fi範囲を拡大したことにより、遠い場所や他の部屋で使用していても電波をしっかり届けてくれます。
TP-Link Archer AX20 | |
対応人数 | ─ |
間取り | 戸建 :~3階建て マンション:~4LDK |
Wi-Fi接続台数 | 36台 |
通信規格 | 11ax/ac/n/a/b/g |
周波数帯 | 5.0GHz、2.4GHz |
通信速度 | 5.0GHz:1201 Mbps 2.4GHz:574 Mbps |
アンテナタイプ | 無指向性アンテナ×4 |
サイズ | 260.2×135.0×38.6mm |
重さ | 約560g |
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