フリーランスのメリット・デメリット

副業

最近よく耳にする「フリーランス」という新たな働き方があります

これは特定の企業に属さず、一個人として案件ごとに企業と契約し、仕事をします。

簡単に言ってしまえば「自営業」であり、「個人事業主」になるということです。

自分自身が社長であり、スタッフなのです。

仕事内容も自分で決められるため、手広くなんでもこなす「なんでも屋」のような働き方もできますし、専門的な仕事のみを行う職人のような働き方も可能です。

全てを自分で決められる代わりに、すべての責任を自分で負う働き方とも言えます。

フリーランスとは

フリーランスとは、会社や組織などに所属せずに個人で仕事を請け負う働き方のことを指します。

一般的に固定給など決められた給料体系ではなく、各々の仕事に対し契約を行う場合が多く、自分のスキルに応じた対価としての報酬を受け取るというシンプルな契約形態です。

自己の経験や専門技術等を活かして仕事を行うのであれば、職種に関係なく、誰でもフリーランスと名乗ることができます。

どの仕事でも引き受けるかどうかは自分で選択次第になりますが、仕事の受注から納品まですべて自己責任で完結させることが求められ、品質が悪かったり納期遅れなどを起こすと途端に信用をなくし死活問題にもなります。

フリーランスのメリット

自分のペースで仕事ができる

フリーランスになれば、仕事をやる時間は完全に自由です。

自分の好きな時間や曜日に自分が好きなだけ仕事をすることができます。

納品物がある場合でも、納期に間に合えさえすればいつ働こうが自由ですので好きなタイミングで休憩し、比較的人が少ない曜日に出かけることもできます。

但し、自己管理出来ない方は休んでばっかりで仕事が進まなく結果収入減となってしまう事がありますので少し注意が必要ですね。

人間関係に苦労しない

会社員だと、苦手な上司がいたり馬が合わない社員がいたりと、人間関係が面倒だと感じることも多々あるかと思います。

部下を持てば、部下の教育もしなくてはいけませんよね。

フリーランスには上司や同僚、後輩がいないので、煩わしい人間関係から解放されます。

会社員のストレスは人間関係が大きくこの点ではストレスはかなり軽減されています。

やり方次第でいくらでも稼げる

会社員だとどうしても給料に上限がありそれ以上頑張っても収入は上がりません。

フリーランスで他に比べ強みがありそれをうまく売り込む事ができれば場合によっては大きな収入を得られる可能性があります

また、頑張った分だけ自分の収入になるますので頑張りがいもあるのではないでしょうか。

フリーランスのデメリット

モチベーション維持が難しい

会社員であれば、上司や先輩などに見られるので、会社に行けば否が応でも働かなくてはいけません。

普通は出社時間も決められているので、ちゃんと早起きをする必要もあります。

フリーランスになると誰も監視してくれないので、自分で自分にムチを打ってモチベーションを保たなくてはいけません。

サボっても誰にも怒られないのです。

モチベーションを維持するのが大変という点が、フリーランスの難点です。

自己管理ができない方は、フリーランスになるべきではないでしょう。

収入が安定しない

会社員であれば基本的には毎月決まった給与が支払われますが、フリーランスは自分で仕事を請け負いそれを納入しない事には収入は得られません。

もちろん、仕事の単価でいいますと一般的には普通のサラリーマンと比べると高い収入を得ていますが、それでも不安はあります。

会社によってはボーナスもありますからね。当然ながらフリーランスにボーナスなんて存在しません。

自分で仕事をもらう必要がある

技術者でフリーランスになる人は多いでしょう。Webデザイナー、プログラマー、ライター、イラストレーターなどです。

このような技術者は、営業経験がない人がほとんどではないでしょうか。

ですので、自分で仕事を見つけるのはとても大変です。

私はブログ経由で仕事を依頼されることがありますが、そういった仕事を得る経路を確保しておく必要があります。

社会保険料が高い

会社員だろうとフリーランスであろうと、社会保険に入ることが義務付けられています。

中小企業の会社員の場合は協会けんぽ、大企業などで健康保険組合がある場合はその健康保険組合に加入します。

会社員の場合、健康保険の保険料は会社と折半となるため安くなります。

また、扶養家族がいる場合は追加の保険料なしで扶養家族を保険に入れることができます。

しかし、フリーランスは扶養家族の分も保険料を払わなくてはいけません。

これは大きなデメリットです。

毎年確定申告を自分でやる必要がある

フリーランスになると、税金の計算を自分で行わなくてはいけません。

一年の収支は翌年の3月15日までに確定申告をする必要があり、これをやらないと後々バレて高い税率を上乗せされて支払うハメになります。

税金の計算は結構面倒で、控除についても自分で調べておかないと損をしてしまいます。

ローンの審査やクレジットカードの審査に通りにくい

フリーランスだとローンやクレジットカードの審査が多少厳しくなるようです。

ローンもクレジットカードも契約する企業側からしたら信用がない人にお金を貸すのはリスクでしかありませんので審査が厳しくなるのです。

それに対し会社員は企業がバックにいますので個人のフリーランスと比べると信用も高くなります。

審査が厳しくなると言っても、それほど簡単に落とされるという訳ではないようですし、心配なら比較的審査が緩いクレジットカードもあるので、それらを選べば問題ないでしょう。

安定した収入を得るためには

フリーランスで安定した収入を得るには、複数のスキルを身につけることをおすすめします。

私はサイトの運営で生活をしていますが、それ以外にもWebデザインやライティング、プログラミングの仕事を受けることもあります。

一つに依存していないので、一つの仕事がダメになっても他に収入を得る手段を確保しています。

逆に言えば、複数のスキルがなかったら怖くて独立はしていなかったかもれません。

まとめ

ここまでフリーランスのメリット・デメリットをご説明してきましたが、自分のスキルに自信がある、自己管理が出来るという方は挑戦してみる価値があるのではないでしょうか。

会社員は安定はしていますが先が見えておりモチベーションも上がらない事が多いと思います。

是非新しい事にチャレンジしてみるのも人生楽しいかもしれませんね。

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