HDDとは?
HDDはHard Disk Drive(ハード・ディスク・ドライブ)の略で、長い間パソコン・サーバーのデータ保存やテレビの録画などに使われています。
大容量のデータを扱うのに適しているため、現在記憶媒体で一番普及している媒体ではないでしょうか。
その為、大容量でも比較的安価でモデルも豊富にありユーザーの目的に応じたモデルが探しやすいのがメリットです。
HDDの選び方
据え置きタイプかポータブルタイプか
外付けHDDには、据え置きタイプとポータブルタイプの2種類があります。
どちらも速度差はありませんが、据え置きタイプは8TBといった大容量に対応しておりますのでデータ保存や動画編集対応などに向いています。
一方でポータブルタイプは一般的に2TB前後の容量のモデルが主流であり、その分機動性が良く持ち運びがコンパクトですので出先での作業対応や複数人でのデータシェア時に使うと便利です。
予算に余裕があるのでしたら自宅用に据え置きタイプの大容量、モバイル用にポータブルタイプを準備し使い分けられるとベストですよね。
接続する機器に対応するか
外付けHDDのなかには、PCにもテレビにもPS4にも使える、複数の機器に対応した商品も多く販売されています。
しかし、対応していない機器への使用は推奨できないため、自分が使用する家電に対応しているかどうかは必ず確認しましょう
PS4用の場合対応しているか慎重に確認必要
PS4を販売しているソニー・インタラクティブエンタテインメントは、「USB3.0以上」、「250GB~8TB容量」のHDDを推奨しているようです。
もちろん、それにすべてが当てはまらなくても使えるモデルもあるようですが、なるべく対応している規格もしくはPS4対応と記載されているモデルを購入しましょう。
ひとつのHDDをWindowsとMacBookとで兼用する場合の注意点
exFATかFAT32というフォーマットに対応しているものを選びましょう。そうでないと、異なるOSに接続するたびにデータを消さなければなりません。
容量
外付けHDDの容量は、モデルによってさまざま。容量が大きいほど価格は高くなりますが、最近では低価格化が進んでおり、大容量モデルでも購入しやすくなっています。
書類ファイルや画像の保存がメインの場合は、1TBほどのポータブルタイプがおすすめ。
携帯性にも優れており、外出先のパソコンでも使用できます。
パソコンのトラブルに備えてバックアップを取っておきたい場合には、2~3TBの据え置きモデルがおすすめ。読み取り速度が早く、コスパに優れたモデルが多い傾向にあります。
テレビ番組の録画や、動画の保存に使用する場合は大容量モデルをチェック。
画質や保存する映像の長さに合わせて選択しましょう。
補償やサポート
記憶媒体の一番怖いのは突然の故障で中のデータが取り出せななくなる事です。
モデルの一部にHDDの異変を察知して事前に教えてくれる故障予測機能やデータが消えてしまっても無償で復旧してくれるサービスが利用できるモデルもありますので需要なデータを格納する場合はこのようなサービス付きのモデルを選ぶと安心できますよね。
HDDの寿命
HDD(ハードディスク)は、データを読み書きする針である「磁気ヘッド」とデータを記憶する「プラッター」で構成されています。
HDDの内部部品の劣化や、システムやデータが破損するなどの原因で動作しなくなることがあります。
一般的に、HDDの寿命は平均3年~4年(約26,000~35,000時間)と言われます。
寿命はHDDの種類・動作環境・データの管理方法などにより大きく左右されます。
一日1時間ほどしか使わない場合では寿命が10年以上にもなることもありますが、毎日24時間稼働している状態であれば寿命が1年ももたない場合もあります。
おすすめHDD
据え置きタイプ
バッファロー HD-CD4U3-BA(4TB)
テレビ、ブルーレイレコーダー、パソコンなど幅広い機器に対応している外付けHDDです。
容量は4TBと十分な容量があり、データのバックアップ等におすすめです。
また、「ScureLock Mobile2」で、保存データが暗号化できますのでセキュリティ面も万全。
ボディの底面には4つのゴム足が備わっており、振動による音の発生が少なく、ファンレス設計なので、駆動音の低減も実現しており場所を選ばず使えるのが嬉しいですね。
エレコム「ELD-QEN2」ELD-QEN2040UBK (4TB)
録画したテレビ番組を別のテレビやレコーダーに引き継げる「SeeQVault」対応の外付けHDDになります。
SeeQVaultに対応したテレビとレコーダーなら、録画した番組を消さずに視聴できとても便利です。
4TBのHDDを内蔵しており、地上デジタル放送は最大約480時間、新4K放送は最大約260時間の録画が可能。ファンレス設計のため、裏番組の視聴中にテレビの音声を邪魔しにくいのがメリットです。
エレコム SGD-MY060UBK(6TB)
NTFS形式にフォーマットされた状態で出荷されているので、Windows搭載のパソコンには接続するだけで使用可能。
USB3.2(Gen1)に対応しており、最大5Gbpsの高速なデータ転送が可能でデータ転送時のイライラも減るのではないでしょうか。
PS5、PS4、テレビ、パソコンやその他のさまざまな機器で使用でき用途を選びません。
縦置きと横置きの両方に対応しているため、設置場所に合わせて使用可能。
ファンレス設計なので、音が静かな点も魅力です。
アイ・オー・データ HDW-UT8(8TB)
内蔵しているHDDが故障しても、ドライバー1本で簡単に交換できる外付けHDD。
新しいHDDに交換すると自動で復旧される「オートリビルド」に対応しており、ミラーリングの再設定の必要がありません。
2台のHDDを搭載しており、高速書き込みの「RAID 0」と同じデータを2重で保存する「RAID 1」を、保存するデータの重要度や容量に応じて使い分けられるのもポイント。
USB 3.2 Gen 1対応で、容量の大きなデータを素早く転送できるのも魅力です。
ポータブルタイプ
バッファロー HD-PCFS2.0U3-BBA(2TB)
本体表面には キズが目立たない処理が施されており、シンプルで洗練されたデザインが特徴の外付けHDD。
USBケーブルをパソコンなどの機器に接続するだけで、簡単に使い始められます。
モバイルに便利な薄型設計で、外出先での使用におすすめです。
容量は2TBあり、動画や音楽など容量の大きなデータを保管するのに適しています。
また、異常を検知した際に知らせてくれる「みまもり合図」に対応しているのも特徴です。
アイ・オー・データ HDPX-UTA2.0K(2TB)
ボディの素材に高精細なアルミを採用しており、耐久性や堅牢性に優れており薄型で軽量であるため、携行に便利です。
ノートパソコンなど、モバイル機器との持ち運びに適しています。
本体の端にはLEDが搭載されており、接続状況が一目で視認できるのもポイント。
HDDの使用状況が確認できるアプリ「診断ミレル」に対応しているなど、安全性も良好です。
エレコム「SEAGATE Expansion」SGP-MY020UBK(2TB)
NTFS形式にフォーマット済みで、Windowsパソコンに接続するだけですぐに使用できるのが特徴です。
本体サイズは、幅80×奥行117×高さ14.8mmとコンパクト。
重量約170gと軽く、持ち運びにも適しています。
また、USB3.2に対応しており、大容量データのやりとりにもおすすめで転送速度も速いです。
携行性と機能性をあわせ持つ外付けHDDを探している方におすすめです。
エレコム STFR5000800(5TB)
ポータブルタイプではかなりの容量で5TBと大容量ながらも、幅86×奥行135.1×高さ26mmのコンパクトサイズを実現している外付けHDD。
重量も約400gと意外と軽量で、持ち運びにも便利です。
ボディにキズが付きにくいアルミを使用しており、堅牢性に優れているのもポイントです。
また、外部からの給電を必要としないバスパワー仕様で、パソコンなどに接続するだけで使用できるのもポイント。
消費電力が抑えられるエコモードも備わっています。
コメント