モバイルWi-Fi

スマホ・ネット

モバイルWi-Fiとは

モバイルWi-Fiとは、自宅などで使用している通常のコンセントに繋ぐWi-Fiルーターと違い、
手のひらサイズのコンパクトボディーにバッテリーを搭載することで外出先などに気軽に持ち運んで
パソコン、スマートフォン、タブレット、ゲーム機などのWi-Fi接続機能を持つ端末に接続して
インターネットを利用できる非常に便利な通信機器のことです。

モバイルWi-Fiサービスを提供している通信会社などで販売されており、新規回線契約を結ぶことで、端末代金は実質無料になるケースもあります。

どういう人がモバイルWi-Fiがベストなのか?

下記に該当する方はモバイルWi-Fiのメリットが最大限に発揮できるのではないでしょうか。

①一人暮らしで自宅以外でもパソコンやスマホを使うケースが多い方
一人暮らしの方の場合、自宅での光回線の代わりとして使うことが出来るので便利です。
外出先でもパソコンでの作業をしたい人はそのまま持ち運んで使えるので自宅と外出用それぞれ契約が不要になり、トータル安価になります。

②外出先でもパソコンの作業をしたい人
自宅で使用するWi-Fiルーターと違ってコンセントなどの接続が不要なため携帯することが出来るのでとても便利なツールになっています。
スマホのデザリングは一時的にはよいのですが、それをメインに使うとスマホのバッテリー消費が早いのとバッテリー寿命を短くしてしまうため、やはり専用のモバイルWi-Fiがベストでしょう。

モバイルWi-Fiの種類

WiMAX

WiMAXは、UQコミュニケーションズが提供しているモバイルWiFiサービスのことで、独自のWiMAX回線とau回線を利用したサービスのことです。
WiMAX回線とau回線を使用しているというのはWiMAX回線が接続できない際にau回線に接続するといった感じです。
WiMAX+5Gというサービスが開始されたことにより、今までのWiMAX2+より回線の安定性や速度が改善されてからWiMAXのシェア率が非常に高くなっています。
本家であるUQ WiMAXの他に、「〇〇WiMAX」とつくカシモWiMAXやBroad WiMAXなどのプロバイダが多数ありますが、どれを選んでも回線は同じなのでスペックはほぼ変わりません。
但し、料金やキャンペーンは各社異なりますので契約前にしっかり比較をすることをおすすめします。

キャリア系ポケット型Wi-Fi

ドコモやソフトバンクなどの各キャリアの回線を利用して通信を行うサービスです。
代表的なのがソフトバンク・ワイモバイルが提供している「pocket Wi-Fi」、NTTドコモが提供している「Wi-Fi STATION」などです。

クラウドSIM系Wi-Fi

クラウドSIMというSIMカード不要でインターネットを利用できるサービスになります。
ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアの回線がその場所に最適な回線を選択してくれますので、利用エリアが広いことが特徴です。
ただし、速度が遅く、無制限プランがないのと利用者が接続する回線を選べないというデメリットもあります。

まとめ

★月額料金、データ容量の高バランス取れているのがWiMAXです
★通信速度重視ならがキャリア系になります
★クラウドSIMのデータ容量でしたらスマホのデザリングで我慢もあり

WiMAXキャリア系
(例:ドコモ)
クラウドSIM
データ容量実質無制限無制限10〜100GB
実質月額料金4,000~5,000円7,315円2,000円~3,500円
通信速度下り速度: 2.2〜2.7Gbps
上り速度:183Mbps
下り4.2Gbps
上り218Mbps
下り最大: 150Mbps
制限時の速度なし1Mbps128kbps
契約期間プロバイダによるなしプロバイダによる
対応エリア人口カバー率99%人口カバー率99%人口カバー率99%

モバイルWi-Fiのメリット・デメリット

モバイルWi-Fiのメリット

外出先でも利用が可能

モバイルWi-Fiの最大のメリットは持ち運びが可能なことです。外出先で自宅同様にWi-Fi接続できることで場所を選ばずにインターネットが出来るのはメリットではないでしょうか。
昨今、多くの企業がリモートワークを推奨していることもあり、どこでもインターネットが出来るモバイルWi-Fiの存在は非常に大きいと言えるでしょう。

スマホによるテザリングは通信の際のデータ通信量が懸念される点となりますが、
モバイルWi-Fiは大容量データ通信や無制限プランを展開するサービスも存在するので気兼ねなくインターネット出来ると思います。

工事不要で利用が可能

モバイルWi-Fiは光回線などと違い、回線の工事が不要なため、契約から数日でインターネット接続が可能です。
光回線やケーブルテレビなどは、すぐに工事のお願いをしても予約が埋まっていることもしばしばあり、回線工事が完了するまでに1ヶ月以上掛かることも多々あります。
モバイルWi-Fiはすぐにインターネット環境を整えたい方などには大きなメリットになります。

スマホのデータ通信容量を抑えられる

モバイルWi-Fiを使うことでスマホの通信量を補うことが出来ますので月々のスマホデータ通信容量を大幅に節約可能になります。毎月スマホのデータ容量不足に悩むこともなくなります。
よって、スマホの契約プランはデータ容量が小さく安いプランに切り替え可能になります。

モバイルWi-Fi 1台で複数端末に接続可能

モバイルWi-Fiは複数端末に接続が可能であり最大5台以上同時接続できるモデルもあります。
スマホ、パソコン、ゲーム機なども同時に接続できるため、家族や友人と共有することも可能で一緒に行動している際はモバイルWi-Fiに接続することで皆のデータ容量削減につながります。
ただし、モバイルWi-Fiのプランによては大容量のデータを使用すると通信制限が入ったり、通信速度が遅くなる場合もありますので確認の上使用することが必要です。

モバイルWi-Fiのデメリット

場所や環境によって通信が不安定になることがある

スマホ同様に場所によっては対応エリア外で県外になることがあります。
また、設置場所が電子レンジのそばなどの電波干渉が発生しやすい場所であったり、壁越しなどで通信が安定しないケースもありますがこれはスマホと同じことですのでモバイルWi-Fi特有のデメリットではありません。

通信速度が遅くなる場合がある

WiMAXやキャリア系Wi-Fiは月のデータ容量が無制限となっていますが、一定期間内に大容量のデータ通信を行うと通信速度制限が掛かることがありますので契約プラン条件をきちんと確認が必要です。

充電が必要になる

モバイルWi-Fiは持ち運ぶことを前提としている為、バッテリーで稼働しています。
そのため、電池切れを起こすと使用できなくなります。使用する際にはバッテリー残量を確認して、少なくなっていれば充電する必要があります。
但し、スマホ同様にモバイルバッテリーを持っていればそこはカバー出来るでしょう。

モバイルWi-Fiの選び方

対応エリアの広さ

まずは対応エリアの確認をしましょう。
どんなに安くても普段使用する場所で使えなかったら意味がないですからね。
各社HPから利用可能エリアが見れたりしますので、契約前には必ず確認しましょう。
ただし、クラウドWi-Fiのほとんどはソフトバンク回線を使用しているので、ソフトバンクのHPから通信エリアを確認すると良いでしょう。

通信速度

こちらもモバイルWi-Fiを選ぶ際に重要になってきます。
何をメインで行うかによっても必要になる通信速度は変わってくると思いますので、用途に合わせて選ぶと良いと思います。
スマホをWi-Fiに繋いで使う程度であればそんなに通信速度は必要ないので、楽天モバイルやクラウドWi-Fiでも問題ないですね。
ただ、パソコンを使ったり、複数端末を同時接続する場合は通信速度の速いWiMAXやキャリア系ポケット型Wi-Fiを選ぶと良いでしょう。
また、利用状況により通信速度の制限がかかる場合もあるのであらかじめ確認しておきましょう。

利用できるデータ容量

毎月ご自身がどれくらいのインターネットをされるかによって、必要になるデータ容量も変わってきます。
クラウドWi-Fiなどはデータ使用量の上限設定がされている場合がほとんどですね。
WiMAXやキャリア系Wi-Fiなどは無制限のプランが多いですね。ただし、無制限とは言え直近でのデータ使用量が多い場合は制限が掛かる場合があるので注意が必要です。
それなりに使用したいと思う方は無制限プランのあるものを選ぶのが無難でしょう。

実質料金を把握する

月額料金だけの比較では実際に掛かる料金比較は出来ませんので、実質料金をしっかり確認するようにしましょう。
実質料金とは初期費用+端末代金+月額料金にキャッシュバックや一定期間の割引などのキャンペーンを加算した料金になります。

これを月額に換算して実際に掛かる料金で比較をしましょう。
中には上記赤字部分で月額を極端に安く見せている場合もありますので注意が必要です。
また、契約初年度とそれ以降で割引率が変わり実質料金も変わる場合もありますのでそれも含めて確認をする必要があります。

おすすめモバイルWi-Fi

ここでは、当サイトがおすすめする月額料金、データ容量の高バランス取れているWiMAXについてご紹介したいと思います。

BroadWiMAX

データ容量最大速度制限時の速度対応エリア
実質無制限(下り)2.7Gbps
(上り)183Mbps 
制限なし※人口カバー率99%
初期費用端末月額代金最低利用期間/月額基本料金契約事務手数料
(初回のみ)
20,743円(税込)
キャンペーン適用で0円 
605円(税込)
(36回払い)
2年/3,883円(税込)
なし/4,070円(税込)
3,300円(税込)
オプション加入有無契約解除料金支払い方法
有り
但し、即解約可能
~24ヶ月目:3,883円(税込)
25ヶ月目以降:0円
※最低利用期限なしプランは0円
クレジットカード
口座振替
※ ネット混雑回避のため、前日までの直近3日間でWiMAX 2+およびLTE方式の通信量の合計が10GB以上となった場合、ネットワーク混雑時間帯(翌日18時頃から翌々日2時頃(2017年2月時点)にかけてWiMAX 2+およびLTE方式の通信速度を概ね1Mbpsに制限します。

カシモWiMAX

データ容量最大速度制限時の速度対応エリア
実質無制限(下り)2.7Gbps
(上り)183Mbps 
制限なし※人口カバー率99%
初期費用端末月額代金最低利用期間/月額基本料金契約事務手数料
(初回のみ)
0円 実質0円
(分割払いサポート適用時)
なし/4,378円(税込) 3,300円(税込)
オプション加入有無契約解除料金支払い方法
無し0円クレジットカード
※ ネット混雑回避のため、前日までの直近3日間でWiMAX 2+およびLTE方式の通信量の合計が10GB以上となった場合、ネットワーク混雑時間帯(翌日18時頃から翌々日2時頃(2017年2月時点)にかけてWiMAX 2+およびLTE方式の通信速度を概ね1Mbpsに制限します。

BIGLOBE WiMAX

データ容量最大速度制限時の速度対応エリア
実質無制限(下り)2.7Gbps
(上り)183Mbps 
制限なし※人口カバー率99%
初期費用端末月額代金最低利用期間/月額基本料金契約事務手数料
(初回のみ)
0円 913円(税込)
(24回払い)
なし/3,355円(税込)
※1万円キャッシュバック考慮
3,300円(税込)
オプション加入有無契約解除料金支払い方法
無し0円クレジットカード
口座振替
※ ネット混雑回避のため、前日までの直近3日間でWiMAX 2+およびLTE方式の通信量の合計が10GB以上となった場合、ネットワーク混雑時間帯(翌日18時頃から翌々日2時頃(2017年2月時点)にかけてWiMAX 2+およびLTE方式の通信速度を概ね1Mbpsに制限します。

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