2023年から3年間、「DAZN」配信正式決定!
2023年2月20日、動画配信サービスの「DAZN」は、2023年~2025年末までの今後3シーズンにわたり、日本向けにFomula-1(F1世界選手権)の全ての公式セッション(フリー走行、予選、スプリントレース、決勝)のライブ配信を行うこと発表しました。
2023年の日本でのF1配信がずっと不透明だったところ、2月23日のバーレーンでのテスト直前に発表になりF1ファンとしては心配が一気に吹き飛びました。
2023年F1スケジュール
下記が2023年Fomula-1開催スケジュールになります。
各チーム2023年のマシンを発表はしていますが、例年通りライバルチームに手の内を明かさないよう仮仕様のマシンでの発表をしているチームが多く、2月23日からのプレシーズンテストから本気仕様でのテストが始まり目が離せませんね!
Rd. | 日付 | グランプリ | 会場 |
---|---|---|---|
─ | 2月23-25日 | プレシーズンテスト | バーレーン国際サーキット |
第1戦 | 3月03-05日 | バーレーンGP | バーレーン国際サーキット |
第2戦 | 3月17-19日 | サウジアラビアGP | ジェッダ市街地コース |
第3戦 | 3月31日-4月02日 | オーストラリアGP | アルバート・パーク |
第4戦 | 4月28-30日 | アゼルバイジャンGP | バクー市街地コース |
第5戦 | 5月05-07日 | マイアミGP | マイアミ国際オートドローム |
第6戦 | 5月19-21日 | エミリア・ロマーニャGP | イモラ・サーキット |
第7戦 | 5月26-28日 | モナコGP | モンテカルロ市街地コース |
第8戦 | 6月02-04日 | スペインGP | カタロニア・サーキット |
第9戦 | 6月16-18日 | カナダGP | ジル・ビルヌーブ・サーキット |
第10戦 | 6月30日-7月02日 | オーストリアGP | レッドブルリンク |
第11戦 | 7月07-09日 | イギリスGP | シルバーストン・サーキット |
第12戦 | 7月21-23日 | ハンガリーGP | ハンガロリンク |
第13戦 | 7月28-30日 | ベルギーGP | スパ・フランコルシャン |
第14戦 | 8月25-27日 | オランダGP | ザントフォールト |
第15戦 | 9月01-03日 | イタリアGP | モンツァ・サーキット |
第16戦 | 9月15-17日 | シンガポールGP | マリーナ・ベイ市街地コース |
第17戦 | 9月22-24日 | 日本GP | 鈴鹿サーキット |
第18戦 | 10月06-08日 | カタールGP | ロサイル国際サーキット |
第19戦 | 10月20-22日 | アメリカGP | COTA |
第20戦 | 10月27-29日 | メキシコGP | エルマノス・ロドリゲス |
第21戦 | 11月03-05日 | サンパウロGP | インテルラゴス |
第22戦 | 11月16-18日 | ラスベガスGP | ラスベガス市街地コース |
第23戦 | 11月24-26日 | アブダビGP | ヤス・マリーナ・サーキット |
現時点では「DAZN」一択である
この記事を執筆している時点では日本での配信は「DAZN」のみ正式アナウンスされており、昨年まで配信していた「フジテレビNEXT」は配信する噂はあるものの正式配信はされていなく、「DAZN」一択となる。
DAZNをおすすめする理由
「フジテレビNEXT」は2023年のF1配信の正式アナウンスはないが、仮に配信された場合を想定し「DAZN」との比較を行った。
「DAZN」をおすすめする理由を簡潔に述べると以下である。
①スマホ等のネット端末でどこでも配信を見れる
→スマホ、ネット接続TV、iPadなどで見ることが可能
②見逃し配信を見れる
→見損ねても見逃し配信で後追いで見れる
③4画面表示
→各写のラップタイム・中間計測タイム・各車のコース上の位置を把握しながらレースを見ることができるのです。(チーム監督になった気分です)
④2台まで同時に見れる
→これが意外とメリットが大きく、2台端末があれば通常の1画面表示と上記③で説明した4画面表示を同時に見ることができます。
「DAZN」と「DAZN for Docomo」の2から好みによって選択可能
「DAZN」には2種類あり、本家の「DAZN」とDocomo経由で契約する「DAZN for Docomo」がある。配信内容はまったく一緒だが、料金体系や支払い方法などが違い「DAZN for Docomo」は「ひかりTV」や「dTV」とのセットプランがある。
また、年間契約は本家の「DAZN」しかなく、「ひかりTV」や「dTV」とのセットプランを考えていない方は「DAZN」との契約でよいだろう。
視聴料が高騰している理由
日本でのF1中継については、1986年まではTBS、1987年~2015年はフジテレビが放映権を持っていたが、2016年から2022年までFox Sportsが東アジア地域のF1放映権契約を結び、フジテレビとDAZNがそのサブライセンスという形で放映権を獲得していた。
しかし、そのFox Sportsはディズニーに買収され2021年途中にアジアから撤退し同時にF1放映権の契約更新もしなかったことでFox Sportsのサブライセンス放映権を取得していたフジテレビ、DAZN日本法人も同時に2022年をもって放映権を失うこととなったのである。
そのため、これまで日本でF1を放送してきたフジテレビとDAZNは直接放映権契約を結ばなければならない状況となっているが、放送権料は高騰しており難航していると伝えられてきた。
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